■ディスカッション(総合)
2001 サマー・アート・スクール
デイスカッション&パフォーマンス
2002年7月、8月

  「2001サマー・アート・スクール」のワークショップ講師と関連するテーマで対談(鼎談)してくださる方をお招きし、より突っ込んだディスカッションを行います。また、ワークショップの後で、パフォーマンスとしてもご覧頂ける時間も設けました。

※ワークショップの詳細はこちら


(1) 「音と動きのパフォーマンス」&トーク
by ソイリ・ペルキオ&ワーククョップ参加者
(2) 共通感覚と芸術表現
by 中村雄二郎(哲学者)VS西村陽平(造形作家)VS長田謙一(千葉大学教授・芸術学)
(3) 「今、“純粋ダンス”は可能か?」
by ヴォルフガング・シュタンゲVS桜井圭介(舞踊評論家)


(1)「音と動きのパフォーマンス」&トーク

 ソイリ・ペルキオによるパフォーマンスを創るためのワークショップの成果をみなさんにお見せいたします。ボディ・パーカッション、マッチ箱のつくり出す音と動き、あるいはハンド・ドラムやその他の楽器の創造的で愉快な使い方から生まれる「音と動き」のパフォーマンスをお楽しみください。

※ワークショップはこちら

  ■日時: 7月28日(土)PM5:00−PM6:00
  ■会場: 東京芸術劇場 大リハーサル室
  ■参加費: ¥500
 
  ■Profile: ソイリ・ペルキオ
   
シベリウス・アカデミーでピアノ、声楽、音楽教育を、「音楽と動き」の教育をカール・オルフ研究所で学ぶ。現在、シベリウス・アカデミーで音楽教育の講師を務める他、フィンランド放送局で子供向け音楽番組を制作。生後2ヶ月の赤ちゃんの音楽教育についても多くの経験を持つ。著書に“Time to sing with your baby”“music and movement for children"他多数。    
   

(2) 共通感覚と芸術表現

中村雄二郎(哲学者)
VS
西村陽平(造形作家)
VS
長田謙一(千葉大学教授・芸術学)

 マルセル・デュシャンの「泉」やジョン・ケージの「4分30秒」という作品は私達の常識を前提とし、概念や価値観を問うたところから、現代美術あるいは現代音楽の作品と成り立ち得たといえます。では、同時に私達が芸術表現を語るとき、感覚の常識ともいうべき統合された機能としての“共通感覚”に言及しているでしょうか? 視覚優先に陥ってしまった近代文明の中で、今、芸術は何を問われているのでしょうか? 長年、盲学校で美術を教えて来られた西村陽平さんと「感覚の覚醒」「共通感覚論」の著者であり、日本を代表する哲学者である中村雄二郎さん、また現代の芸術のあり方に積極的に発言されている長田謙一さんに鼎談をお願いしました。

※ワークショップはこちら

  ■日時: 7月31日(火)PM4:30−PM6:00
  ■会場: 東中野テラハウス内会議室
  ■参加費: ¥1,200
 
  ■Profile: 中村雄二郎
   
「現代情念論」以来、言語やドラマに対する関心を軸に常に広い視野と斬新な感受性を持って、わが国の思想界にダイナミックな活力を与えてきた。「共通感覚論」は「感性の覚醒」「哲学の現在」の三部作のひとつ。最近の著作にインターネット上での対論を集めた「インターネット哲学アゴラ」がある。
 
     
  ■Profile: 西村陽平
   
1998年までの20年余を千葉盲学校で美術教諭として努め、目の不自由な子供達に立体造形を教える。現在は美術作家として活躍しながら、触覚を生かした創造的な造形表現のワークショップを国内だけでなく、ネパールのアート・センターやアメリカの大学等で行う。日本女子大学助教授。
 
     
  ■Profile: 長田謙一(司会)
   
千葉大学教育学部教授(芸術学)モダン・デザイン、アバンギャルド、美術館、美術教育に関する芸術学的研究を行う。共編著『町から美術館へ/美術館から街へ』共訳『芸術遊び』他著書論文多数。
 
   

(3) 「今、“純粋ダンス”は可能か?」

ヴォルフガング・シュタンゲ
VS
桜井圭介(舞踊評論家)

 近代文明はいつのまにか原初的、自発的な表現であった身体表現をその文化の中で様式化し、洗練させ「舞踊」として成立させてきました。そのプロセスはいっぽうでプリミティブな身体の可能性のあり方を限定させるものであり、同時に作品志向のダンスに陥ってしまったと言えないでしょうか? ここでは、表現者と鑑賞者の枠にとらわれない、共同創造の原型としてのワークショップの中で、どのように人が無垢に、無為に存在そのものとして原初的、かつ純粋なダンスが可能かをディスカッションします。

※ワークショップはこちら

  ■日時: 8月7日(火)PM4:30−PM6:00

  ■会場: 港区浜松町
  ■参加費: ¥1,200
 
  ■Profile: ヴォルフガング・シュタンゲ
   
ロンドン・コンテンポラリー・ダンス・スクール卒業後、障害のある人にもない人にも創造的な身体表現“ダンス・ダイナミクス"を教え始める。現在、HAMMERSMITH&FULHAM COMMUNITY LEARNING&SERVICE講師、オーストリア国立音楽芸術大学モーツァルテウム「カール・オルフ研究所」客員講師を務める他、アメリカ及びヨーロッパでワークショップを行う。
 
     
  ■Profile: 桜井圭介(舞踊評論家)
   
作曲の活動と共に、ダンス評論家としても活躍。80年代より音楽&パフォーマンス・ユニット“レプリカ”を主宰。その後、コンポーザー&アレンジャーとして活動。スネイクマンショー、伊武雅刀、松尾貴史らのCDの作・編曲・音楽プロデュースを行う。'92年より、宮沢章夫の「遊園地再生事業団」の舞台音楽作曲を手がける。ダンスに関する著書に「西麻布ダンス教室」「ダンシング・オールナイト〜グルーヴィーな奴らを探せ」がある。
 
 
 

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