■ワークショップ(総合)

2008年7月20日(日)-8月13日(水) ※展覧会:8月30日(土)-9月4(木


 

このスクールはひとりひとりが創造的に人生を生きるために
“学ぶ場”としての各種アート・ワークショップを提供すると共に、
障害の有無を超えて共に創造するプロセスの中で、
それぞれの異なる感性や創造性を分かち合い、
学び合うことによって新しいアートの可能性を探ります。


 

 

  ■プログラム(ダンス、からだ、ことば、音楽、美術)
     
  ●ダンス 『ダンス・ダイナミクス-異なる創造性を生かし合う』 
 

DANCE DYNAMICS 

 形やステップにとらわれず、自分の身体に素直に向き合うことで自然に生まれる動きと、周りの人との関わりの中で引き出される動きから、あなたのダンスが生まれます。ダンス・ダイナミクスは、そうしたひとりひとりの創造性を引き出しつつ、障害のある人とない人が互いの表現を生かし合い、グループのダイナミズムを生かして即興的にダンスを創り出していくワークショップです。異なる個性をもった人々の表現を引き出しダンスへと導いていくヴォルフガングさんの人柄と手法は、これから表現活動をリードしていきたい方々にとっても多くことを示唆してくれます。

講師:ヴォルフガング・シュタンゲ

   
 
  ●からだ
 

AWARENESS LESSON for BODY-WORD

 人は生まれるとき、まず声をあげて「呼ぶ」ことから息をはじめます。そしてたぶん、呼びかけに「応え」つつ死んでゆきます。人が生きるとは、呼びかけ呼びかけられ、応え応えられ続けること。たぶん歌うこともまた「呼びかける」ことなのです。「呼びかける」ことで「あなた」が生まれ、振りむき歩みよってくれる。「呼びかけ」に応えることで、私はあなたの「あなた」になる。それがうまくいかずひるむ時、私達のからだは固く閉じてしまっています。そうしたからだをゆるめ、息を深くして、からだのはずみを取りもどしてみませんか? 人と関わる仕事に携わっている方にとって、コミュニケーションの原点である自らのからだの在り方を改めて見つめ直す体験となるでしょう。

講師:竹内敏晴

   
 
  ●ことば
 

POETRY WORKSHOP

 「詩をつくる」。とかく難しいと感じてしまいがちですが、このワークショップはコミュニケーションや身体的対話要素を取り込みながら、自分や相手の心の中に耳を澄ますことから始まります。そして、ことばの糸口を探し出し、関係を紡いでいく新しい詩の試みです。寝ころがったり、絵を描いたりしながら、あるいは誰かの話を聞いたり、会話をしながら生まれてきたことばを丁寧に取り出し、詩に編みこんでいきます。障がいのある人達や子供達との活動に関わる人達にとって、どのように他者に関わるかという課題に、自らを発見しながら、ふだん自分が気づかない思いを受け取り、他者とつながっていく体験はこれからの活動に大きなヒントになることでしょう。

講師:上田假奈代

   
 
  ●音楽
 

CREATIVE MUSIC

 創造的であることは自分自身をより自由にしていくことです。「創造的な音楽づくり」は従来の演奏法や作曲法にとらわれることなく、新たな音楽の可能性を探究していくものです。「私自身の音楽を創る」ワークショップでは声や楽器、動きの即興から始め、カール・オルフの音楽教育にもとづいて、図形楽譜や美術作品から自分自身の音楽づくりを行う他、伝統的な楽器やクラシック音楽の楽器とオルフ楽器を統合させた音楽づくりにも挑戦してみます。「創造的な音楽づくりを極める」ワークショップではハートマン氏がどのようにして参加者の創造性を引き出す音楽づくりを行っているのか、その手法を彼自身が丁寧に解きほぐしながらワークショップを進めていきます。創造的な音楽づくりの多彩な手法と理論を同時に学ぶことで、様々な現場に生かせる実践的なワークショップです。

講師:ヴォルフガング・ハートマン

   
 
  ●音楽
   

SOUND EDUCATION

 「サウンドスケープ(音の風景)」としてとらえる音の世界は、単に「耳でとらえる音」ではありません。「形あるもの・見えるモノを超えた世界」「記憶やイメージの世界」も含めて、環境をとらえ、考えていこうというメッセージが込められています。あなたの町には今どんな音が聞こえていますか?そして、昔どんな音が聞こえていたでしょう?地域の人が語る「昔聞こえていた音」にも耳を澄まし、音の風景から地域の今と昔を身体で感じとろうとするサウンドスケープの手法は、「聴く」というシンプルな行為から、地域への気づきと人々の交流を生み出していきます。そうした手法を体験することから、学校やグループが地域に開かれ学び合える関係を生み出していく表現活動のプロセスや場づくりについて共に考えてみましょう。

講師:鳥越 けい子

   
 
  ●美術
 

VISUAL ART

 今にも動き出しそうな絵や、声の聞こえてきそうな絵本を読んだ時、私達はまるで自分が絵本の主人公になっていっしょに冒険しているかのような感覚を覚えます。絵を見ることで他者の世界を体感する――それは絵を描く時も同じことと、いとうさんは語ります。ここではきれいな絵を描こうとするのではなく、形のない音やことばを即興の絵で表現したり、泥や葉っぱなど絵の具以外の素材で描いたりと、身体を使って描く楽しさを味わいます。そして、自らがトラやリスなどの動物になったり、木や葉っぱになって遊ぶことで膨らむイメージから新たな表現を探っていきます。障害の有無に関わらず、誰もが参加できるワークショップです。

講師:いとう ひろし

   
 
  ●美術
 

EXPRESSIVE ART

 温度は目で見ることができません。どの部分がどのくらい暖かいのか。手でふれて初めて、温度に気づくことができます。今回のワークショップでは、触覚による表現がどのように内的感覚やイメージを喚起していくかを体験することから、目に見えない「温度」をテーマに、粘土や紙、石などさまざまな素材を使った手で見る造形作品づくりに取り組みます。ひとくちに温度といっても、光や水の温度、手の温度などさまざま。見えないからこそ膨らむ豊かなイメージを、視覚障害のある人とない人とが互いに語り合い、触覚を生かした造形作品を共に創っていきます。

講師:西村 陽平

   
 
  ●展覧会
   

EXHIBITION

 この展覧会では、いとうひろしさんによる「絵画ワークショップ」と、西村陽平さんによる「視覚を超える造形ワークショップ」で生まれた参加者の方々の作品を展示します。

 

 

☆ ☆ ☆
主催:クリエイティブ・アート実行委員会
共催:東京都教育委員会
助成:芸術文化振興基金
協賛:伊藤忠商事株式会社 松下電器産業株式会社 三井住友海上火災保険株式会社 スマイルハートクラブ

後援:文化庁  社会福祉法人東京都知的障害者育成会
    社団法人東京都盲人福祉協会  財団法人全日本ろうあ連盟
    聴覚障害児と共に歩む会・トライアングル  社団法人全国肢体不自由児・者父母の会連合会

企画&事務局:株式会社ミューズ・カンパニー

 

 
 
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